氷見温泉郷。
富山県氷見市の沿岸部に位置し、海越しの立山連峰という世界屈指の絶景を望む温泉地です。
約1500年前の化石海水が源泉とされるしょっぱいお湯は「美人の湯」として評判で、冬には脂の乗った「ひみ寒ぶり」を求めて全国から美食家が集まる場所なんですよ😊✨
絶景露天風呂と極上の海鮮グルメ、そして藤子不二雄Ⓐ氏のまんがロードなど多彩な魅力が詰まっています。
日帰り入浴施設も充実していて、ドライブ旅の立ち寄りスポットとしても最適です。

【この記事を読むと分かること】
🍀氷見温泉郷の泉質と美肌効果の理由
🍀絶対に外せない観光スポットとモデルコース
🍀詳しいアクセス方法
🍀ひみ寒ぶりを味わうベストシーズン
🍀日帰り入浴やランチ情報
🍀氷見温泉郷に関するQ&A
などなど、盛り沢山でお送りします。
この記事を読めば、氷見温泉郷での癒やし旅を120%楽しめますよ~😊♨️
※「ひみ寒ぶり」のシーズンは例年冬(12月〜2月頃)ですが、漁獲量により宣言が出ない年もあります。
氷見温泉郷を楽しむための基本POINT!

日帰り入浴・営業時間について
氷見温泉郷には「氷見温泉郷 総湯」をはじめ、日帰り入浴可能な宿が多数あります。旅のスケジュールに合わせて気軽に利用できます。
ここでは拠点となる「氷見温泉郷 総湯」の情報を中心にご紹介!
◉氷見温泉郷 総湯(日帰り施設):
道の駅「ひみ番屋街」に隣接しており、源泉かけ流しの天然温泉を楽しめます😊✨
◉入館料:
大人:950円 / 小人:500円
※料金は変更になる場合あり
◉営業時間:
10:00~23:00
(最終入館 22:00)
※土日祝は7:00から朝風呂営業あり
総湯には無料の足湯も併設されているので、着替えずに絶景を楽しむこともできますよ✨
氷見市観光の所要時間とモデルコース
氷見温泉郷はグルメと温泉、絶景巡りがメインです。目的に合わせて計画を立てましょう。
目的別 所要時間の目安
◉日帰りグルメ&温泉コース:
3時間~4時間
(ひみ番屋街での食事・買い物、総湯での入浴)
◉じっくり宿泊・絶景コース:
1泊2日
(温泉宿でフルコース、翌日は雨晴海岸や市街地散策)
◉まんがロード散策コース:
1時間~1.5時間
(氷見市街地の商店街を散策し、ハットリくん等のモニュメント巡り)
💡RAKO's TIP:氷見市へ旅行に行くときの参考に!
【日帰り】とれとれ魚介と温泉満喫コース
初めて訪れる方におすすめの、氷見の「食」と「湯」を効率よく巡るコースです。
◉ひみ番屋街(滞在90分):
新鮮な寿司や海鮮丼ランチ、お土産購入
◉氷見温泉郷 総湯(滞在60分):
茶褐色のお湯で温まり、露天風呂から海を眺める
◉比美乃江公園(滞在30分):
展望台から富山湾と立山連峰を撮影
【冬に車で訪れる方へ】
氷見のベストシーズンである冬(12月〜2月)は、積雪や路面凍結の可能性があります。スタッドレスタイヤの装着が必須です。
雪道の運転に不慣れな方は、新高岡駅や富山駅まで新幹線を利用し、そこからレンタカーではなく公共交通機関(「わくライナー」など)やタクシーを利用することをおすすめします。
氷見温泉郷へのアクセスと行き方
氷見温泉郷へのアクセスは、北陸新幹線の開通により非常に便利になりました。
主要都市からの具体的なルートをご紹介します。
所要時間は目安です。乗り継ぎ時間や交通状況により変動するため、時間に余裕を持ってお出かけください。
公共交通機関でのアクセス
〇東京からのアクセス:
新幹線:
東京駅 → 新高岡駅(北陸新幹線「かがやき/はくたか」で約2時間20分~50分)
新高岡駅 → 氷見番屋街・氷見温泉郷(路線バス「わくライナー」またはJR氷見線で約30分~50分)
〇大阪・京都からのアクセス:
特急+新幹線:
大阪駅・京都駅 → 敦賀駅(特急サンダーバード)
敦賀駅 → 新高岡駅(北陸新幹線「つるぎ/はくたか」)
※トータル約2時間20分〜3時間半
新高岡駅からバスまたは電車利用
〇富山駅・金沢駅からのアクセス:
電車・バス:
富山駅 → 高岡駅(あいの風とやま鉄道)→ 氷見駅(JR氷見線)
金沢駅 → 新高岡駅(新幹線)→ 氷見(バス「わくライナー」)
車でのアクセスと駐車場
能越自動車道を利用:
「氷見IC」または「氷見北IC」から約5分〜10分で温泉郷エリアへ到着します。
駐車場について:
「ひみ番屋街」には約220台の無料駐車場があります。
各温泉宿にも専用駐車場が完備されています。
氷見温泉郷 周辺マップ
名称:氷見温泉郷(ひみ番屋街・総湯付近)
住所:富山県氷見市北大町25-5
〇氷見駅 〇氷見IC
・氷見温泉郷総湯
・ひみ番屋街
・氷見漁港
・比美乃江公園
・雨晴海岸
・まんがロード
・氷見市潮風ギャラリー
下記の地図で詳しい位置を確認できます。
氷見温泉郷 必見の観光スポット5選

温泉だけでなく、グルメも絶景も楽しめる氷見温泉郷周辺の代表的な見どころを5つご紹介します。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
氷見観光の拠点となる大型施設。お土産、グルメ、回転寿司、フードコートがすべて揃っています。
朝獲れの鮮魚や、氷見牛コロッケなどの食べ歩きグルメも充実。
隣接する足湯からは、天気が良ければ海越しの立山連峰を一望できます。
氷見温泉郷 総湯
ひみ番屋街に隣接する源泉かけ流しの日帰り温泉施設。
露天風呂、サウナ、ジェットバスなどが完備され、旅の疲れを癒やすのに最適。
茶褐色の塩化物泉は、湯冷めしにくくお肌がツルツルになると評判です。
雨晴海岸(あまはらしかいがん)
氷見温泉郷から車で約15分、JR氷見線の車窓からも楽しめる絶景スポット。
海上に浮かぶ女岩(めいわ)と、その背後にそびえる3,000m級の立山連峰のコントラストは圧巻。
多くのカメラマンが訪れる、富山県を代表するフォトスポットです。
氷見漁港
「天然のいけす」と呼ばれる富山湾の魚が集まる場所。
2階の魚市場食堂では、競り落とされたばかりの魚を使った「氷見漁港の漁師飯」を早朝から食べることができます。
活気ある競りの様子(要予約・見学可能エリアのみ)も見どころの一つです。
氷見市潮風ギャラリー(藤子不二雄Ⓐアートコレクション)
氷見市は藤子不二雄Ⓐ先生の出身地。
商店街は「まんがロード」として整備され、ハットリくんや怪物くんのモニュメントが至る所にあります。
ギャラリーでは貴重な原画や複製原画を楽しむことができ、ファン必見です。
氷見温泉郷 観光のベストシーズン

| 季節 | 名物・見所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 冬
12~2月 |
寒ぶり
雪景色 (ベスト) |
氷見が最も熱い季節。脂の乗った「ひみ寒ぶり」が味わえます。空気が澄んで立山連峰が最も綺麗に見える確率が高い時期でもあります。 |
| 春
3~5月 |
イワシ
桜 |
朝日山公園の桜が見頃を迎えます。「氷見イワシ」など春の魚も美味。気候が良くサイクリングにも最適です。 |
| 夏
6~8月 |
岩牡蠣
海水浴 |
島尾海水浴場などで海水浴が楽しめます。濃厚な天然岩牡蠣や氷見マグロが旬を迎えます。 |
| 秋
9~11月 |
紅葉
新米 |
食欲の秋。美味しい富山のお米と魚料理を堪能できます。温泉にゆっくり浸かるのに良い気候になります。 |
氷見温泉郷 観光の魅力3選

氷見温泉郷が他の温泉地と一線を画す3つの大きな魅力をご紹介します。
世界でも珍しい「海越しの立山連峰」
氷見温泉郷の最大の魅力は、なんといっても海(富山湾)越しに3,000m級の立山連峰を望む絶景です。
海抜0mの海越しに3,000m級の山々が見える場所は、世界でもここ氷見とチリの一部だけと言われています。
露天風呂に浸かりながらこの景色を眺める体験は、他では味わえない贅沢です。
「美人の湯」と呼ばれる塩化物泉
ナトリウム-塩化物泉の泉質は、塩分が肌をパックするように覆い、保温・保湿効果が抜群です。
湯上がりもしっとりポカポカが続くため、「美人の湯」として女性客から高い支持を得ています。
切り傷、火傷、慢性皮膚病、婦人病などへの効能も期待できる、実力派の温泉です。
「天然のいけす」が育む極上グルメ
冬の王者「ひみ寒ぶり」をはじめ、氷見イワシ、氷見牛、氷見うどんなど、食材の宝庫です。
温泉宿での夕食はもちろん、ひみ番屋街での回転寿司や海鮮丼など、予算に合わせた「食」の楽しみ方ができるのも大きな魅力です。
氷見温泉郷のQ&A

氷見温泉郷へ行く前に知っておきたい疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 氷見のベストシーズンはいつですか?
なんといっても「ひみ寒ぶり」が旬を迎える冬(12月~2月)が一番人気です。
また、冬は空気が澄んでいて立山連峰が最もきれいに見える季節でもあります。
ただし、雪が降るため防寒対策とスタッドレスタイヤなどの雪道対策が必要です。
Q. 富山で日帰りで行ける人気な温泉は?
まさにここ、氷見温泉郷がおすすめです。
「氷見温泉郷 総湯」をはじめ、多くの旅館が日帰り入浴を受け入れています。
富山市内や高岡市内からも車で1時間圏内とアクセスが良く、ランチとセットで楽しむ方が多いです。
Q. 氷見温泉郷の効能は?
主な泉質はナトリウム-塩化物泉です。
切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病などに効能があるとされています。
塩分が汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高く湯冷めしにくいのが特徴です。
Q. 氷見番屋街の平均滞在時間は?
食事、お土産選び、足湯などを楽しむ場合、1時間半~2時間程度を見ておくと良いでしょう。
隣接する総湯で入浴する場合は、プラス1時間程度余裕を持つことをおすすめします。
Q. 一人旅を経験した女性でも楽しめますか?
はい、氷見は女子一人旅にも非常に人気があります。
治安もよく、ひみ番屋街などは明るく開放的で一人でも入りやすいお店が多いです。
美肌の湯巡りや、おしゃれなカフェ、絶景スポットでの撮影など、自分のペースで満喫できます。
Q. 氷見市のご当地グルメは何ですか?
「ひみ寒ぶり」が王様ですが、手延べで作られる「氷見うどん」も絶品です。
また、氷見牛の握りやコロッケ、氷見カレーなども人気があります。
海鮮以外もレベルが高いのが氷見の魅力です。
まとめ
富山湾の絶景と美食の宝庫「氷見温泉郷」
海越しに浮かぶ立山連峰を眺めながらの入浴は、他の場所では決して味わえない特別な体験です。
美人の湯で肌を磨き、新鮮な海の幸でお腹を満たす、至福の休日が待っています。
日帰りでも宿泊でも、四季折々の表情を見せる氷見温泉郷。ぜひ次の旅行の候補に入れてみてくださいね~😊👋
掲載情報について
提供する情報はインターネット上で公開されている情報を元にしていますが、情報は変動する可能性があります。
情報は、執筆時点での最新情報となります。
※料金・営業日・営業時間は変更される場合があります。※訪問前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
※交通時刻や運賃は改正されることがあります。電車・バスは必ず公式時刻表で確認するようにしましょう!
💡RAKO's TIP:氷見市へ旅行に行くときの参考に!
💡RAKO's TIP:周辺の観光名所です✨
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