立山黒部アルペンルートの開通日は?│料金・所要時間・ライブカメラで予測

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立山黒部アルペンルートの雪の大谷

「立山黒部アルペンルート」
長野県と富山県にまたがり、標高3,000m級の北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。

ケーブルカーやロープウェイ、電気バス(従来のトロリーバスは引退し、現在はバッテリー式電気バスが運行中)など、様々な乗り物を乗り継ぎながら手つかずの雄大な自然と四季折々の絶景を誰もが気軽に楽しめるのが最大の魅力なんですよ😊✨

春の「雪の大谷」、夏の高山植物、秋の紅葉など、見どころが満載です。

総延長37.2km、最大高低差は1,975mにも及ぶ壮大なスケールで、訪れる人々を圧倒します。

この記事では、
立山黒部アルペンルートのアクセスやモデルコース、料金、見どころ5選、服装の疑問など、知りたい情報を徹底解説します。

この記事を読めば、立山黒部アルペンルートの旅を120%楽しめます😊🏔️

立山黒部アルペンルート 旅の基本情報

マニュアルのイメージ画像

営業期間・きっぷ料金について

立山黒部アルペンルートは通年営業ではありません。事前にしっかり確認しましょう。

    • 全線開通期間:
      2025年4月15日~11月30日
      (積雪状況や年度により変動あり)

    • きっぷ(WEBきっぷ/片道):
      【扇沢 ~ 立山】
      【立山 ~ 黒部湖】

      きっぷ料金は区間・片道/往復・時期(割引)により変動するため、最新の運賃・WEBきっぷ販売状況は公式サイト(WEBきっぷ)でご確認ください。


きっぷは当日購入も可能ですが、混雑期はWEBでの事前予約がスムーズでおすすめです✨

所要時間とモデルコース

アルペンルートは見どころ満載。滞在時間に合わせて計画を立てましょう。

目的別 所要時間の目安

  • 通り抜けコース
    6時間~8時間
    (立山駅⇔扇沢駅を乗り物と散策で横断)
  • 黒部ダム往復コース
    4時間~5時間
    (扇沢駅から黒部ダムを観光して戻る)
  • 室堂・雪の大谷満喫コース
    5時間~6時間
    (立山駅から室堂周辺を散策して戻る)

【7時間】初めての王道通り抜けコース

初めて訪れる方におすすめの、主要な見どころを巡るコースです。
(立山駅出発の場合)

  • 立山駅 → 室堂(滞在2.5時間):
    雪の大谷ウォークやみくりが池散策を楽しむ
  • 室堂 → 大観峰(滞在30分):
    ロープウェイからの絶景パノラマを堪能
  • 大観峰 → 黒部ダム(滞在1.5時間):
    大迫力の観光放水を見学し、ダム堰堤を歩く
  • 黒部ダム → 扇沢駅(移動):
    電気バスで長野県側へゴール

かつてトロリーバスが運行していた区間は、近年「電気バス(バッテリー式)」に置き換えられています。

運行形態は更新されることがあるので、最新情報は公式サイトで確認してください。

【通り抜け観光の注意点】

立山駅と扇沢駅は県が異なるため、車で訪れる場合は出発地に戻る必要があります。その際は、車を回送してくれるサービス(有料)を利用すると便利です。

公共交通機関を利用する場合は、そのまま通り抜けて先の交通機関へ乗り継ぐことができます。

立山黒部アルペンルート アクセス徹底解説

アルペンルートには富山県側の「立山駅」と長野県側の「扇沢駅」の2つの玄関口があります。

目的地に合わせて最適な方法を選びましょう。

所要時間は目安です。交通状況により変動するため、時間に余裕を持ってお出かけください。

公共交通機関でのアクセス

富山県側「立山駅」へのアクセス

    • ◉東京からのアクセス:
      飛行機:羽田空港 → 富山きときと空港(約60分)
      空港から連絡バスで富山駅へ(約25分)。
      新幹線:東京駅 → 富山駅(北陸新幹線で約2時間10分)
    • ◉大阪からのアクセス:
      新幹線+特急:新大阪駅 → 金沢駅(サンダーバード) → 富山駅(北陸新幹線)で約3時間
    • ◉福岡からのアクセス:
      新幹線:博多駅 → 新大阪駅(山陽新幹線) → 富山駅(乗継)で約5時間30分
  • 富山駅から立山駅へ:
    富山地方鉄道「電鉄富山駅」から「立山駅」まで約60分。


長野県側「扇沢駅」へのアクセス

    • ◉東京からのアクセス:
      新幹線:東京駅 → 長野駅(北陸新幹線で約1時間30分)
      長野駅東口から特急バスで「扇沢駅」まで約1時間45分。

    • ◉大阪・名古屋からのアクセス:
      新幹線+特急:新大阪駅 → 名古屋駅 → 松本駅(特急しなので約3時間)
      松本駅からJR大糸線で「信濃大町駅」へ(約60分)。路線バスで「扇沢駅」まで約40分。

車でのアクセスと駐車場

マイカーはアルペンルート内に乗り入れできません。各玄関口の駐車場を利用します。

    • 富山県側「立山駅」へ:
      北陸自動車道「立山IC」から約40分。

    • 長野県側「扇沢駅」へ:
      長野自動車道「安曇野IC」から約60分。

    駐車場について
    立山駅、扇沢駅ともに大規模な駐車場が整備されています(一部有料)。混雑期は満車になることもあるため、早めの到着がおすすめです。



立山黒部アルペンルート 全体マップ

名称:立山黒部アルペンルート

住所(立山駅):富山県中新川郡立山町千寿ケ原

住所(扇沢駅):長野県大町市平

室堂ターミナル
室堂平
黒部ダム

下記の地図で詳しい位置を確認できます。

立山黒部アルペンルート ライブカメラで確認してみる!

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絶景ですよ~💖

室堂平・黒部ダム・黒部平・大観峰・弥陀ヶ原・立山山頂をカメラで楽しめます😊✨

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立山黒部アルペンルート 必見の絶景スポット5選

立山黒部のみくりが池

広大な立山黒部アルペンルートで、絶対に外せない代表的な見どころを5つご紹介します。

雪の大谷

アルペンルート春の風物詩。除雪によってできる巨大な雪の壁で、高さは20mに迫ることも。

雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」は、ここでしかできない感動体験です。

見頃は4月中旬~6月上旬。青空と純白の雪のコントラストはまさに絶景です。

場所:富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂

黒部ダム

日本最大級のアーチ式ダム。毎秒10トン以上の水が放水される姿は圧巻の一言。

6月下旬から10月中旬にかけて行われる「観光放水」は必見です。
2025年は6月26日~10月15日まで。

展望台からの眺めは素晴らしく、運が良ければ放水にかかる虹を見ることができます。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺

室堂平・みくりが池

アルペンルート観光の中心地。標高2,450mに広がる溶岩台地で、高山植物の宝庫です。

特に「みくりが池」は、立山三山を映し出す瑠璃色の湖面が神秘的な美しさ。

遊歩道が整備されており、気軽に高山の絶景を楽しめる最高の散策スポットです。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂

大観峰

断崖絶壁に立つ展望台からの眺めは、アルペンルート随一とも言われます。

眼下には黒部湖、正面には後立山連峰の大パノラマが広がる様は、まるで一枚の絵画のよう。

特に、山々が燃えるように色づく秋の紅葉シーズンは言葉を失うほどの美しさです。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺

立山ロープウェイ

大観峰駅と黒部平駅を結ぶ、景観保護のために支柱が1本もないロープウェイ。

「動く展望台」とも称され、約7分間の空中散歩が楽しめます。

眼下に広がるタンボ平の大自然は圧巻で、四季折々の色彩が旅を彩ります。

区間:大観峰駅 ~ 黒部平駅



立山黒部アルペンルート 観光ベストシーズン

立山黒部の紅葉
季節 見どころ 特徴

4~6月
雪の大谷
(ベスト)
アルペンルートの代名詞「雪の大谷」が楽しめる唯一の季節。標高の高い場所はまだ冬景色で、防寒対策が必須。

7~8月
高山植物
黒部ダム放水
涼を求めて多くの観光客が訪れる。室堂平では様々な高山植物が咲き誇り、トレッキングに最適なシーズン。

9~11月
紅葉
(ベスト)
山頂から麓へ約1ヶ月半かけて紅葉が下りてくる。標高差が生む「三段紅葉」は必見。気候も良く観光しやすい。

12~4月
閉山 豪雪のため、12月から4月上旬までは全線閉鎖されます。次のシーズンの開通を待ちましょう。


立山黒部アルペンルート 観光の魅力3選

紅葉したもみじ

立山黒部アルペンルートが多くの人々を惹きつけてやまない3つの大きな魅力をご紹介します。

① 乗り物を乗り継ぐアドベンチャー体験

立山黒部アルペンルート最大の魅力は、多種多様な乗り物を次々と乗り継いで大自然を横断すること。ケーブルカーから始まり、バス、ロープウェイ、電気バスまで、まるで冒険のような体験が待っています。

車窓から見える景色が刻々と変化し、移動そのものが忘れられない思い出になります。

② 標高差が生み出す圧巻の四季の絶景

標高差が約2,000mもあるため、季節ごとに、そして場所ごとに全く異なる表情を見せてくれます。

春には麓が新緑でも山頂は雪景色、秋には山頂の紅葉と中腹の緑、麓の景色が同時に楽しめる「三段紅葉」など、ここでしか見られない奇跡のような絶景が広がっています。

③ 誰でも気軽に楽しめる天空の楽園

標高3,000m級の本格的な山岳エリアでありながら、乗り物が整備されているため、登山経験のない初心者や子供、年配の方まで誰もが気軽に絶景を楽しめるのが大きな魅力です。

室堂平など主要スポットには遊歩道が整備され、安心して大自然の散策ができます。



立山黒部アルペンルート 観光のQ&A

Q&A画像

立山黒部アルペンルートに訪れる方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。

Q. 服装や持ち物で注意することは?

A. 麓と山頂では気温差が10℃以上あるため、重ね着できる服装が必須です。夏でも長袖の羽織るもの、春・秋はフリースや薄手のダウンが必要です。

また、天候が変わりやすいため雨具(上下セパレートタイプがおすすめ)は必ず用意しましょう。日差しが強いので帽子、サングラス、日焼け止めも忘れずに。靴は歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズが最適です。

Q. 混雑する時期はいつですか?

A. 特に混雑するのは、「雪の大谷」が見頃のゴールデンウィークと、紅葉シーズンの9月下旬~10月中旬の週末です。

この時期に訪れる場合は、乗り物のきっぷをWEBで事前予約し、時間に余裕を持った計画を立てることを強くおすすめします。

Q. 食事やトイレは心配ない?

A. 各主要駅(立山、室堂、黒部ダムなど)にレストランやお土産店、トイレが完備されていますので心配ありません。

特に、日本最高所の駅にある「ホテル立山」のレストランは人気です。ただし、乗り換え地点によっては施設が限られるため、事前に場所を確認しておくと安心です。

Q. 初心者や女性ひとり旅でも大丈夫?

A. 全く問題ありません。乗り物と遊歩道が整備されているため、登山経験がなくても安全に楽しめます。

案内表示も分かりやすく、多くの観光客がいるため、ひとり旅でも安心して絶景を満喫できます。自分のペースで楽しめるので、むしろひとり旅におすすめのスポットです。



まとめ

北アルプスを貫く天空の絶景回廊「立山黒部アルペンルート」

春の雪の大谷、夏の緑、秋の紅葉と、訪れるたびに違う顔を見せてくれる壮大なスケールの山岳観光ルートです。様々な乗り物を乗り継ぐ冒険感も、旅の醍醐味の一つ。

特に紅葉が山頂から麓へ駆け下りる秋の美しさは格別です。

しっかりと準備すれば、初心者からベテランまで誰もが安心して大自然の感動を味わうことができます。

この記事を参考に、天空の楽園への旅を存分に楽しんでくださいね~😊👋

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-【中部エリア】, 富山県, 観光地
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