
【道後温泉のパワースポット】
伊佐爾波神社の見どころ・ご利益・御朱印・アクセス
道後温泉の湯けむりから歩いてすぐ、朱塗りの鮮やかな社殿が目を引く「伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)」。
国の重要文化財にも指定されているこの神社は、道後温泉エリアを訪れたら絶対に外せない最強のパワースポットです。
この記事では、
伊佐爾波神社の歴史的背景から、縁結びや安産などの具体的なご利益、美しい御朱印、そして135段の石段を上った先にある絶景まで、その魅力を余すところなくご紹介します。
参拝前に知っておきたい情報や、もっと楽しむためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
伊佐爾波神社の魅力3選

まずは、伊佐爾波神社が多くの参拝者を惹きつけてやまない3つの大きな魅力をご紹介します。
1. 圧巻の建築美!国の重要文化財「八幡造(はちまんづくり)」
伊佐爾波神社の最大の魅力は、なんといってもその壮麗な社殿です。朱色に輝く社殿は、日本に3つしか現存しない大変貴重な「八幡造(はちまんづくり)」という建築様式で建てられており、国の重要文化財に指定されています。その美しさは、まるで竜宮城のようだと例えられるほど。細部にまで施された豪華な装飾は、時間を忘れて見入ってしまいます。長い歴史が育んだ建築美を、ぜひ間近で体感してください。
2. 縁結びから必勝祈願まで!多彩なご利益と「恋みくじ」
伊佐爾波神社は、縁結び、安産、厄除け、必勝祈願など、多岐にわたるご利益があることで知られています。特に女性に人気なのが、可愛らしい鯛の形をした「恋みくじ」。釣り竿で鯛を釣り上げるユニークなおみくじは、旅の思い出にもぴったりです。境内には、この鯛みくじを結ぶ専用の場所もあり、写真映えするスポットとしても注目を集めています。あなたの願いに合ったご利益をいただきましょう。
3. 135段の石段を登った先にご褒美の絶景!
神社の正面にそびえるのは、135段の長い石段。少し大変に感じるかもしれませんが、一段一段登るごとに心が清められていくような感覚になります。そして、石段を登りきった先には、ご褒美のような絶景が待っています。高台から見下ろす道後温泉の街並みや松山市内の風景は、まさに圧巻。達成感と共に、美しい景色を心ゆくまで楽しんでください。この景色を見るためだけに訪れる価値がありますよ。
伊佐爾波神社の御祭神とご利益
伊佐爾波神社にはどのような神様が祀られていて、どんなご利益があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
祀られている主な神様(御祭神)は以下の通りです。
- 品陀和気命(ほんだわけのみこと):
第15代応神天皇のことで、八幡大神とも呼ばれます。
武運の神様として知られ、必勝祈願、国家鎮護のご利益があります。 - 帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと):
第14代仲哀天皇です。 - 息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと):
神功皇后のことで、安産の神様として信仰されています。
安産祈願、子育てのご利益が篤いとされています。 - 三柱姫大神(みはしらのひめおおかみ)
これらの神様のご神徳により、縁結び、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けなど、私たちの暮らしに寄り添う幅広い願い事にご利益を授けてくださるパワースポットとして、古くから多くの人々に親しまれています。
伊佐爾波神社の御朱印とお守り

参拝の証としていただける御朱印やお守りも、伊佐爾波神社の魅力の一つです。
御朱印
伊佐爾波神社の御朱印は、社殿が描かれた美しいデザインが特徴です。
御朱印は社殿や彫刻をモチーフにした美しいデザイン(切り絵朱印など)も頒布されています。
◉朱印の受付: 9:00〜17:00
◉授与所: 9:00〜18:00
初穂料(料金)や直書き/書き置きの対応は時期により異なりますので、参拝当日に授与所でご確認ください。
参拝の記念にぜひいただいてみてはいかがでしょうか。
人気のお守り
授与所には、様々なお守りが用意されています。
中でも特に人気なのが、前述した鯛の形をした「恋みくじ」や「一年安鯛みくじ」です。
釣り竿で釣り上げるスタイルが楽しく、SNSでもよく見かけます。
境内ではおみくじが引けます。SNSで見かける“鯛みくじ(釣るタイプ)”は人気の形式の一つですが、伊佐爾波神社での頒布の有無は変動するため、現地授与所でご確認ください。
その他にも、心願成就や交通安全、学業成就など、願い事に応じたお守りが見つかりますので、ぜひ手に取ってみてください。
伊佐爾波神社の周辺マップ
- 名称:伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
- 住所:〒790-0838 愛媛県松山市桜谷町173
伊佐爾波神社をもっと楽しむための情報&注意点
- アクセス方法:道後温泉駅から徒歩約5分とアクセス抜群です。道後温泉本館からも近く、散策の途中に立ち寄るのに最適です。
- 駐車場について:参拝者用の無料駐車場(約57台・参拝者は6:00–18:00の間1時間無料)があります。ただし、道が少し狭く、休日などは混雑することもあるためご注意ください。満車の場合は、周辺のコインパーキングを利用しましょう。
- 参拝時間:境内は24時間開放されていますが、御朱印の受付9:00から17:00・授与所: 9:00〜18:00 です。
- 服装・靴:正面から参拝する場合、135段の急な石段を登る必要があります。ヒールのある靴は避け、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れることを強くおすすめします。
- 石段が苦手な方へ:石段を登らずに済む、駐車場側からの緩やかな参道もあります。体力に自信のない方や、足腰が不安な方はそちらから参拝すると安心です。
伊佐爾波神社についてのQ&A
初めて訪れる方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。
Q. 「伊佐爾波神社」の読み方は?
A. 「いさにわじんじゃ」と読みます。地元では親しみを込めて「いさにわさん」と呼ばれることもあります。
Q. 石段の段数は正確には何段ですか?
A. 135段です。数えながら登ってみるのも楽しいかもしれませんね。
Q. 重要文化財に指定されているのですか?
A. はい。現在の社殿は、全国的にも珍しい「八幡造」という様式で建てられており、国の重要文化財に指定されています。
まとめ
道後温泉のすぐそばに佇む伊佐爾波神社は、ただ美しいだけでなく、心願成就の強いパワーを秘めた場所です。国の重要文化財である壮麗な社殿、多彩なご利益、そして石段を登った先に見える絶景は、あなたの心に深く刻まれることでしょう。
道後温泉で心と体を癒した後は伊佐爾波神社まで足を延ばし、清らかな空気の中で心を整え明日への活力をいただいてみてはいかがでしょうか。
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