
【佐賀県・唐津くんち2025】完全ガイド!
▷▷日程・見どころ・アクセス全て解説
「唐津くんち」は、佐賀県唐津市で毎年11月2日から4日にかけて開催される唐津神社の秋季例大祭です。
豪華な14台の曳山と地域の祭礼文化は、国の重要無形民俗文化財に指定され、さらにユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
最大の見どころは、巨大で豪華絢爛な14台の「曳山(ひきやま)」。
獅子や兜、鯛などをかたどった巨大な曳山が「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、囃子の音色に合わせて旧城下町を巡行する姿は圧巻です。
2024年には過去最高の約64万人が訪れるなど、毎年多くの観客で賑わいます。
この記事では、
唐津くんち2025年の日程や時間、見どころ、アクセス方法、観覧の注意点まで、初めての方にも分かりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、唐津くんちの全てが分かり、お祭りを最大限に楽しめます😊🏮
唐津くんち2025 日程とスケジュール

唐津くんちは、毎年11月2日・3日・4日の日程で開催されます。
2025年の曜日と、各日の主なスケジュール(例年の時間)をご紹介します。
開催日:
毎年11月2日〜4日(宵曳山/御旅所神幸/翌日祭)
開催時刻は年ごとに若干変動する場合があります。
最新の時刻・ルートは唐津市公式ページで必ずご確認ください。
日付 | 行事 | 時間(目安) | 主な見どころ |
---|---|---|---|
11月2日 (日) | 宵曳山 | 19:30~22:00 | 提灯に照らされた幻想的な曳山が市内を巡行。 |
11月3日 (月・祝) | 御旅所神幸 | 9:30~16:30 | 最大の見せ場!西の浜への「曳き込み」(12時頃~)と「曳き出し」(15時頃~)。 |
11月4日 (火) | 翌日祭 | 10:00~17:30 | 曳山が各町を巡り、曳山展示場へ。祭りのフィナーレ。 |
唐津くんち会場のアクセス方法
唐津くんちの期間中は、唐津市内で大規模な交通規制が実施され大変混雑します。
JRや高速バスなど、公共交通機関の利用を強く推奨します。
時間については、道路状況により変動します。
祭礼日は更に時間がかかる可能性があります。
飛行機を利用する場合
最寄りの空港は「福岡空港」または「佐賀空港」です。
- 福岡空港から
地下鉄空港線で「博多駅」または「天神駅」へ。そこからJRまたは高速バスに乗り換えます。
① 地下鉄 + JR筑肥線:
福岡空港 → (地下鉄約30分) → 姪浜駅 → (JR筑肥線約60分) → 唐津駅 (合計 約90分)
② 地下鉄 + 高速バス「からつ号」:
福岡空港 → (地下鉄約11分) → 天神駅 → 西鉄天神高速バスターミナル → (からつ号約70分) → 大手口バスセンター (合計 約90分) - 佐賀空港から
空港から佐賀駅センタービル(バスセンター)までリムジンバス(約35分)を利用し、JRに乗り換えます。
リムジンバス + JR唐津線:佐賀空港 → (バス約35分) → 佐賀駅 → (JR唐津線約70分) → 唐津駅 (合計 約110分)
新幹線・JRを利用する場合
「博多駅」または「佐賀駅」が主要な乗り換え駅となります。
- 東京・大阪・名古屋方面から
東海道・山陽新幹線で「博多駅」へ。
博多駅から:博多バスターミナル → (高速バス「からつ号」約90分) → 大手口バスセンター - 熊本・鹿児島方面から
九州新幹線で「博多駅」または、在来線で「佐賀駅」へ。
佐賀駅から:佐賀駅 → (JR唐津線約70分) → 唐津駅
JR唐津駅から唐津神社までは、徒歩で約10分です。
車でのアクセス&駐車場
祭り期間中は交通規制があり、中心部の駐車場は利用できません。
指定の臨時駐車場を利用し、そこから徒歩またはシャトルバス(運行される場合)で会場へ向かいます。
- 福岡方面から:西九州自動車道 → 唐津IC から約15分
- 長崎・佐賀方面から:長崎自動車道 → 多久IC → 厳木多久有料道路・国道203号線経由で約40分
注意点:
臨時駐車場は早い時間帯に満車になることが予想されます。
午前中の早い時間、できれば朝9時前には到着しておくことをおすすめします。
唐津くんちをもっと楽しむための情報&注意点

-
- 観覧料:
唐津くんちの観覧は無料です。ただし、一部で有料観覧席が設けられる場合があります。
- 観覧料:
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- アクセス方法:
祭り期間中は市内中心部で大規模な交通規制が敷かれ、大変な混雑が予想されます。
JRやバスなどの公共交通機関の利用を強くおすすめします。
JR唐津駅から唐津神社までは徒歩約10分です。
地図で確認
- アクセス方法:
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- 駐車場:
車で来場する場合は、市内に設けられる臨時駐車場(有料・無料あり)を利用することになります。
ただし、早い時間に満車になる可能性が高いため、早めの行動が必須です。
- 駐車場:
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- 服装・持ち物:
11月上旬の唐津は日中と朝晩で寒暖差があります。
重ね着できる服装が基本です。
たくさん歩くので履き慣れたスニーカーが必須。
急な雨に備え、折り畳み傘やレインウェアもあると安心です。
- 服装・持ち物:
-
- 屋台・出店:
唐津神社周辺の参道を中心に、多くの屋台が出店し、お祭りグルメを楽しめます。
旧唐津銀行周辺の広場などでも、地元の特産品を味わえる出店が並びます。
- 屋台・出店:
- 観覧マナー:
曳山は非常に大きく、勢いよく動きます。
安全のため、曳山には絶対に近づかず、係員の指示に従ってください。
また、ドローンによる撮影は禁止されています。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
有料観覧席について:
年により実施がある場合があります。
事前販売の有無や場所は公式発表に従ってください(確認先:唐津市/観光協会)。
祭礼日は極端に混雑します。
公共交通機関利用・公式案内所の場所(臨時案内所)と交通規制情報を事前確認してください。
ドローンや自撮り棒は巡行路で禁止されています。
唐津くんちの魅力3選
まずは、唐津くんちが多くの人々を惹きつけてやまない3つの大きな魅力をご紹介します。
① 圧巻の豪華絢爛!14台の曳山巡行
唐津くんちの主役は、なんといっても14台の「曳山」です。和紙や漆、金箔などで作られた世界最大級の乾漆造(かんしつづくり)の美術工芸品とも言われ、その大きさは高さ約7m、重さは2~3トンにもなります。
赤獅子や青獅子、鯛、源義経の兜など、それぞれ異なる意匠が施された曳山が、囃子に合わせて街を練り歩く姿は、まさに圧巻の一言です。
② 最大の見せ場!西の浜お旅所への曳き込み
祭りのハイライトは、3日の「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」です。唐津神社を出発した曳山が、西の浜にある御旅所の砂地へ一気に曳き込まれます。
重い車輪が砂に埋まり、身動きが取れなくなる曳山を、曳き子たちが力を振り絞って曳き入れる様子は、観客の熱気も最高潮に達する最大の見せ場です。その迫力と一体感は、鳥肌が立つほどの感動を覚えます。
③ 幻想的な宵曳山!提灯が灯る夜の祭り
祭りの初日、2日の夜に行われるのが「宵曳山(よいやま)」です。提灯に明かりが灯された14台の曳山が、幻想的な雰囲気に包まれながら唐津の町をゆっくりと巡ります。
昼間の勇壮な姿とは一変し、光と影が織りなす美しい光景は、訪れる人々を魅了します。しっとりとした風情の中で、祭りの始まりを感じられる特別な時間です。
唐津くんちについてのQ&A

唐津くんちに初めて訪れる方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。
Q. 唐津くんちに雨が降ったら中止ですか?
A. 雨天でも基本的に決行されます。ただし、台風などの荒天の場合は、曳山の巡行が中止または変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。
Q. 観覧におすすめの場所はありますか?
A. 3日の「西の浜お旅所」での曳き込みは最大の見どころで、最も人気があります。迫力を間近で感じたいなら早めの場所取りが必須です。ゆっくり見たい方は、巡行ルートの広い道路沿いがおすすめです。
Q. 「くんち」ってどういう意味ですか?
A. 「くんち」は、九州北部地方で秋祭りを示す言葉で、収穫感謝祭を意味します。旧暦の9月29日に行われていたことから「九日(くにち)」が訛ったものと言われています。
Q. トイレはありますか?
A. 祭り期間中は、市内の公園や施設に仮設トイレが設置される場合もあります(仮設トイレの設置状況は年度により異なりますので、現地案内や公式情報をご参照ください)。ただし、特に女性用トイレは大変混雑しますので、早めに済ませておくことをおすすめします。
まとめ
唐津が一年で最も熱気に包まれる3日間「唐津くんち」。
豪華絢爛な曳山が旧城下町を駆け巡る姿は、一度見たら忘れられないほどの感動と興奮を与えてくれます。
勇壮な昼の顔、幻想的な夜の顔、そしてクライマックスの曳き込みと、見どころ満載のこのお祭りは訪れるすべての人を魅了します。
この記事を参考にしっかりと準備をして、歴史と情熱が息づく唐津くんちを存分に楽しんでくださいね~😊👋
唐津くんちの周辺マップ
名称:唐津神社(唐津くんちの中心地)
住所:〒847-0013 佐賀県唐津市南城内3-13
1.唐津駅
住所:佐賀県唐津市新興町
2.唐津神社
住所:佐賀県唐津市南城内3−13
3.曳山展示場
住所:佐賀県唐津市新興町2881−1
4.旧唐津銀行
住所: 佐賀県唐津市本町1513−15
5.御旅所
住所:佐賀県唐津市富士見町12−12
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