【松本城の階段はきつい?城主は誰?】所要時間・入場料・駐車場・見所紹介

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国宝 松本城

長野県松本市にその威容を誇り、現存十二天守の中でも最古の五重六階天守を持つ歴史的な名城です。

別名「烏城(からすじょう)」とも呼ばれる漆黒の壁面と北アルプスの山々のコントラストは、他のお城では決して見ることのできない、息を呑むほどの美しさなんですよ😊✨

戦国時代の面影を色濃く残す建築美や、四季折々に表情を変える絶景が魅力です。

階段が急な箇所もありますが、それがかえって当時の武士の息遣いを感じさせてくれます。

長野県の名城、松本城

【この記事を読むと分かること】

🍀松本城の基本情報と入場料

🍀アクセス方法と駐車場について

🍀松本城の必見ポイント5選

🍀階段はきつい?所要時間は?などのQ&A

などなど、松本城の魅力を余すことなくお伝えします。

この記事を読めば、国宝・松本城の歴史と美しさを120%満喫できますよ~😊🏯

※現存十二天守とは、江戸時代以前に建造され、現在まで天守が残っている12のお城のことです。

松本城観光の主要POINT!

マニュアルをイメージした画像

観覧料・営業時間について

松本城公園(城郭の外側)への入場は無料です。お堀の周りを散策して外観を楽しむだけなら料金はかかりません。

ただし、天守(本丸庭園)に入るには観覧料が必要です。

営業時間:8:30 ~ 17:00

(最終入場は16:30まで)

※GWや夏期は時間延長あり

観覧料(個人):大人:1,200円

小・中学生:400円 / 未就学児:無料

松本市立博物館との共通券:お得なセット券あり

観覧券で本丸庭園にも入れます。天守に入らなくても、庭園からの撮影だけで十分楽しめますよ✨

観光の所要時間とモデルコース

松本城は、天守内の見学に意外と時間がかかります。混雑状況も考慮して計画を立てましょう。

目的別 所要時間の目安

◉サクッと外観撮影コース:30分~45分

(お堀の周りと公園内からの撮影のみ)

◉天守登城じっくりコース:60分~90分

(天守内部の見学+本丸庭園散策)

※混雑時は待ち時間が発生します

◉城下町満喫セットコース:3時間~4時間

(松本城+縄手通り・中町通りの散策)

【半日】松本城&城下町散策コース

初めて松本を訪れる方におすすめの、城と街歩きを楽しむ黄金ルートです。

松本城天守(滞在90〜120分):国宝の内部を見学し、最上階からの景色を堪能

※繁忙期は入場制限により+60分以上の待ち時間が発生することがあります。

縄手通り(滞在40分):「カエルの街」でレトロな雑貨やお土産をチェック

中町通り(滞在60分):蔵造りの街並みでカフェ休憩&クラフトショップ巡り

💡RAKO's TIP:松本城に行くときの参考に!

【天守へ登る方へ:服装の注意点】

松本城の天守内部は階段が非常に急(最大傾斜約61度!)です。スカートやヒールのある靴は危険💦

必ずパンツスタイルと歩きやすいスニーカーで訪れましょう。また、冬場の床は非常に冷えるので厚手の靴下があると安心です。

松本城へのアクセスと駐車場

松本城へのアクセスは、JR松本駅から徒歩またはバスが基本です。

主要都市からのルートを詳しく解説します。

所要時間は目安です。特急の運行状況や交通渋滞により変動するため、時間に余裕を持ってお出かけください。

公共交通機関でのアクセス

〇東京方面からのアクセス:

特急あずさ(電車):

JR新宿駅 → JR松本駅(約2時間30分)

駅から徒歩約15分、またはバス「タウンスニーカー」北コースで約10分

高速バス:

バスタ新宿 → 松本バスターミナル(約3時間20分)

バスターミナルから徒歩約15分

〇大阪・名古屋方面からのアクセス:

新幹線+特急しなの:

JR新大阪駅 →(新幹線)→ JR名古屋駅 →(特急しなの)→ JR松本駅(名古屋から約2時間)

駅から徒歩またはバス

〇松本駅からの移動手段:

周遊バス:

松本駅お城口(東口)より「タウンスニーカー北コース」乗車

「松本城・市役所前」下車すぐ(乗車時間約10分)

車でのアクセスと駐車場

東京・名古屋方面共通:長野自動車道「松本IC」から約20分

安曇野方面から:長野自動車道「安曇野IC」から約25分

駐車場について

専用駐車場はありませんが、周辺に市営松本城大手門駐車場(立体)など公営駐車場が整備されています

(普通車 30分 200円程度〜・GWなどは非常に混雑します)

松本城 周辺マップ

名称:国宝 松本城

住所:長野県松本市丸の内4-1

◉松本駅 ◉松本インターチェンジ

◉大手門立体駐車場

◉本丸庭園

下記の地図で詳しい位置を確認できます。

松本城 必見の観光スポット5選

松本城と埋見の橋

見どころ満載の松本城で、ここだけは絶対に見逃せない代表的なポイントを5つご紹介します。

大天守(国宝)

五重六階の天守としては日本最古の国宝天守です。

黒漆塗りの壁面は、戦国時代の武骨さと優美さを兼ね備えています。

見る角度によって表情が変わるため、お堀の周りを一周して様々な角度から眺めるのがおすすめです。

月見櫓(つきみやぐら)

戦いのない平和な時代に増築された、優雅な赤い手すりの回廊を持つ櫓。

武備を固めた黒い天守と、風流な月見櫓が合体している「連結複合式天守」は、松本城ならではの歴史の層を感じさせる特徴的な構造です。

ここから見る月は格別の美しさと言われています。

埋橋(うずみのはし)

お堀にかかる鮮やかな朱色の橋で、松本城のシンボル的な存在です。

現在(2025年12月時点)は修復工事および保存管理のため渡ることはできませんが、黒いお城と赤い橋、そして背後の北アルプスという構図は、最高の撮影スポットです。

特に晴れた日の水面への映り込みは必見です。

天守内部の急階段

外観の美しさとは裏腹に、内部はまさに戦うための要塞。

特に4階から5階への階段は最大傾斜約61度という壁のような急さです。

当時の武士が駆け上がったであろうスリルを体感できるのも、現存天守ならではの醍醐味です。

本丸庭園

有料エリアである本丸御殿跡の庭園。

天守を真下から見上げる迫力あるアングルは、ここに入場した人だけの特権です。

春には桜、秋には菊花展など、季節ごとのイベント会場としても賑わいます。

松本城 観光のベストシーズン

松本城と桜
季節 見どころ 特徴

4月中旬

夜桜

(ベスト)

お堀沿いの桜並木が絶景。「夜桜会」としてライトアップも行われ、黒い城壁に薄紅色の桜が映えます。

8月

太鼓祭り

新緑

「国宝松本城太鼓まつり」が開催されます。青空と緑、そしてアルプスの山々が鮮やかで、力強い景色を楽しめます。

10~11月

紅葉

月見

「月見の宴」などのイベントがあり、月見櫓の真価が発揮される季節。古都の風情を最も感じられます。

1~2月

雪景色

氷彫

雪を被った天守と北アルプスは、水墨画のような美しさ。氷彫フェスティバルでは幻想的な作品が並びます。

松本城 観光の魅力3選

長野県の名城、松本城

松本城が世界中の観光客を惹きつけてやまない、この城だけの3つの大きな魅力をご紹介します。

「漆黒」と「白」のコントラスト

松本城の壁は、下部が黒漆塗り、上部が白漆喰で仕上げられています。

この毎年塗り直される美しい黒漆は、雨風から城を守るだけでなく、当時の秀吉の大阪城への対抗意識や美学を感じさせます。

他の白いお城(姫路城など)とは一線を画す、引き締まったクールな外観は必見です。

北アルプスを借景にした絶景

平地に建つ「平城」である松本城の背景には、3,000m級の北アルプスの山々がそびえ立ちます。

お堀の水鏡に映る「逆さ松本城」とアルプスの山並みが重なる風景は、松本城でしか見られない奇跡の絶景。

天気が良い日は、まさに絵葉書のような世界が広がります。

戦わずして生き残った奇跡の歴史

戦国時代に作られながら、大きな戦火や明治時代の取り壊しの危機を、市民の情熱によって乗り越えてきた歴史があります。

焼け落ちずに400年以上前の姿をそのまま留めているからこそ、柱の傷一つ一つに物語を感じることができます。

ただ見るだけでなく、守り抜かれた歴史の重みを感じられるパワースポットです。

松本城 参拝のQ&A

Q&A画像

松本城を訪れる方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。

Q. 松本城の何がすごいですか?

「現存する五重六階の天守としては日本最古」という点が最大のすごさです。

また、黒漆塗りの外壁を持つ天守は非常に珍しく、その建築美と歴史的価値から国宝に指定されています。

Q. 天守の中は土足で入れますか?

いいえ、土足厳禁です。

入り口で靴を脱ぎ、備え付けのビニール袋に入れて持ち歩く必要があります。

冬場は板の間が非常に冷たいので、厚手の靴下を持参することを強くおすすめします。

Q. 混雑を避けるには何時に行くべき?

開城直後の8:30(または開門待ち)がおすすめです。

GWや紅葉シーズンのお昼前後は、天守への入場待ちが60分以上になることもあります。

朝一番なら、澄んだ空気の中で北アルプスもきれいに見えますよ。

Q. 松本城の近くで食べ歩きできるところは?

お城から徒歩5分ほどの「縄手通り」や「中町通り」がおすすめです。

たい焼きやお煎餅、おしゃれなカフェスイーツなどが充実しています。

松本名物の「山賊焼き」や「信州そば」のお店も周辺にたくさんあります。

Q. 誰が建てたお城ですか?

前身となる深志城は小笠原氏が築きましたが、現在の壮大な天守群を築いたのは、豊臣秀吉の家臣であった石川数正・康長親子です。

文禄年間に建てられたとされ、戦国の世の実戦的な備えが特徴です。

まとめ

長野県が誇る漆黒の国宝「松本城」

400年の時を超える現存天守の迫力、北アルプスとの絶景コラボレーション、そして城下町の風情ある散策は、訪れる人の心に深い感動を与えてくれます。

特に、天守最上階から眺める松本の街並みと山々は、急な階段を登りきった人だけが得られる特別なご褒美です。

歴史ファンはもちろん、写真好きや街歩き好きの方にも自信を持っておすすめできるスポットです。

この記事を参考に、歴史と自然が調和した松本城の旅を存分に楽しんでくださいね~😊👋

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