日原鍾乳洞。「にっぱらしょうにゅうどう」と読みます。ちょっと珍しい読み方ですよね😊
東京都奥多摩町の深い山中に位置し、関東最大級の規模を誇る神秘の地下空間です。
年間を通じて約11℃という涼しさと、長い年月をかけて形成された奇岩の数々は、まるで「東京の地下ダンジョン」と呼ぶにふさわしい異世界です😊✨
幻想的なライトアップやダイナミックな立体迷路のような構造が魅力で、冒険心をくすぐる探検スポットです。
急な階段や濡れた足場が多いため、スニーカーなどの歩きやすい服装での「本気の冒険」が楽しめます。

【この記事を読むと分かること】
🍀日原鍾乳洞の冒険マップと見どころ
🍀「怖い」「危険」と言われる理由と真実
🍀注意すべきバスの罠と駐車場情報
🍀必見の絶景ポイント5選
🍀服装や持ち物の必須アイテム
🍀日原鍾乳洞に関するQ&A
などなど、初めての方でも安心して楽しめる情報を盛り沢山でお送りします。
この記事を読めば、日原鍾乳洞での地底探検を120%楽しめますよ~😊🔦
※洞内は高低差が激しいため、体力に自信のない方や小さなお子様連れはコース選びに注意が必要です。
日原鍾乳洞の主要POINT!

入場料・営業時間について
日原鍾乳洞は有料施設です。入り口の券売機でチケットを購入して入場します。
現金のみの対応となる場合が多いため、小銭を用意しておくとスムーズです。
◉営業時間:
4月~11月:
9:00~17:00(最終受付16:30)
12月~3月:
9:00~16:30(最終受付16:00)
※年末年始(12/30~1/3)は休業
◉入場料金:
大人(高校生以上):800円
中学生:600円
小学生:500円
◉割引情報:
JAF会員証提示で割引あり
公式サイトに割引クーポンがある場合もあるので、行く前に要チェックですよ✨
探検の所要時間とモデルコース
日原鍾乳洞は立体的な構造のため、移動に意外と時間がかかります。ペース配分が重要です。
目的別 所要時間の目安
◉標準的な周回コース:
約40分
(新洞・旧洞の両方をスムーズに回る場合)
◉じっくり撮影&観察コース:
60分以上
(階段での休憩や写真撮影を含む)
◉新洞のみパスする短縮コース:
30分程度
(急な階段がある「新洞」を避けて平坦な旧洞のみ見学)
【60分】完全攻略!冒険満喫コース
体力に自信がある方におすすめの、鍾乳洞のすべてを味わい尽くすルートです。
◉香炉岩・カエル岩(開始10分):
ユニークな形の岩がお出迎え
◉新洞部分(滞在20分):
アップダウンの激しい階段エリア。未開の探検気分!
◉死出の山・ライトアップ(滞在20分):広大な地下空間が幻想的に照らされるハイライト
💡RAKO's TIP:日原鍾乳洞に行くときの参考に!
【服装と装備の注意点】
洞内は年間を通して約11℃と冷蔵庫の中のような寒さです。夏場でも必ず長袖の上着を持参してください。
また、足元は常に濡れており滑りやすいため、スニーカーは必須です。ヒールやサンダルは危険なので絶対に避けましょう。
日原鍾乳洞 アクセスと駐車場
日原鍾乳洞へのアクセスは、秘境ゆえの注意点がいくつかあります。
特に休日のバス利用や車でのすれ違いには事前準備が必要です。
休日や連休は周辺道路が大渋滞します。午前中の早い時間の到着を強くおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
〇東京・新宿からのアクセス:
電車:
JR新宿駅 → JR立川駅 → JR青梅駅 → JR奥多摩駅(約2時間)
※「ホリデー快速おくたま」利用で乗り換えがスムーズになります。
バス(ここが重要!):
JR奥多摩駅前のバス乗り場1番から西東京バス「日原鍾乳洞」行きに乗車。
【平日】終点「日原鍾乳洞」下車すぐ(約35分)
【土日祝・8月】終点「東日原」下車、そこから徒歩約25分(2km)
〇大阪からのアクセス:
新幹線:
新大阪駅 → 東京駅(約2時間30分)
東京駅 → JR新宿駅 → JR奥多摩駅(約2時間)
駅からバス利用(上記参照)
〇福岡からのアクセス:
飛行機:
福岡空港 → 羽田空港(約1時間40分)
羽田空港 → モノレール/京急 → JR新宿駅へ移動
新宿からJR奥多摩駅へ(上記参照)
車でのアクセスと駐車場
圏央道方面から:
「青梅IC」または「日の出IC」から国道411号経由で約90分。
注意点:
奥多摩駅から鍾乳洞までの「日原街道」は道幅が狭く、すれ違いが困難な箇所が多数あります。
駐車場について:
敷地内に150台の無料駐車場がありますが、休日は朝一番で満車になることが多いです。
満車の場合は待機列が発生し、数時間待ちになることもあります。
日原鍾乳洞 周辺マップ
名称:日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)
住所:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
〇JR奥多摩駅 〇日原鍾乳洞
〇駐車場 〇日原鍾乳洞見学券販売所
〇東日原バス停
土日祝はバス停からの徒歩ルートを確認しておきましょう!
日原鍾乳洞 必見の観光スポット5選

日原鍾乳洞の全長800mの公開エリアの中で、絶対に写真に収めたい代表的な見どころを5つご紹介します。
死出の山(大広間)
日原鍾乳洞のハイライトとも言える巨大な空間。
カラフルな照明でライトアップされた様子は圧巻で、地下とは思えないスケール感に圧倒されます。
「地下のオーロラ」のようで、SNS映え間違いなしのスポットです。
水琴窟(すいきんくつ)
地底の静寂の中に、水滴が落ちる音が響き渡るスポット。
耳を澄ますと「チーン、チーン」という琴のような美しい音色が聞こえ、心が洗われるような癒やしを感じられます。
「日本の音風景100選」にも期待したくなるような、繊細な自然のBGMです。
新洞(しんどう)
昭和38年に発見された、手つかずの自然が残るエリア。
急な階段を一気に登り降りする難所ですが、その分、白く輝く石筍や石柱が美しく保存されています。
冒険気分を味わいたいなら絶対に外せないルートです。
白衣観音(はくいかんのん)
自然の鍾乳石が、まるで衣をまとった観音様のように見える奇跡の造形。
古くから山岳信仰の対象として崇められてきた歴史を感じさせる、神秘的なパワースポットです。
縁結び観音とともに、良縁を願って手を合わせる人が後を絶ちません。
十二薬師めぐり
「死出の山」の天井近くにある、岩壁の造形群。
はるか頭上に広がる複雑な岩肌は、地球が何万年もかけて作り出した芸術作品そのもの。
下から見上げるアングルは迫力満点で、自然の偉大さを体感できます。
日原鍾乳洞 観光のベストシーズン

| 季節 | 魅力 | 特徴 |
|---|---|---|
| 夏
7~9月 |
天然の
冷蔵庫 (ベスト) |
圧倒的人気シーズン。外気30度超えでも洞内は11度。極上の涼しさを味わえますが、混雑には注意が必要です。 |
| 秋
10~11月 |
紅葉
ドライブ |
日原街道沿いの渓谷が赤や黄色に染まります。洞窟探検と紅葉狩りをセットで楽しめる贅沢な季節。 |
| 冬
12~2月 |
温暖
静寂 |
外よりも洞内の方が暖かく感じられます。観光客が少なく、神秘的な空間を独り占めできる穴場シーズン。 |
| 春
3~5月 |
新緑
雪解け |
奥多摩の山々が新緑に包まれます。水量が豊富になり、洞内の水滴や水琴窟の音がより一層響き渡ります。 |
日原鍾乳洞 観光の魅力3選

日原鍾乳洞が、ただの洞窟ではなく「冒険の聖地」と呼ばれる3つの大きな魅力をご紹介します。
まるでRPG!立体的なダンジョン構造
平坦な道を歩くだけの鍾乳洞とは異なり、頭上や足元へ立体的に広がる複雑なルートが特徴です。
急勾配の階段を登りきった先に見える絶景は、まさにダンジョン攻略後のご褒美。身体全体を使って地球の鼓動を感じることができます。
数万年の時が刻む造形美
3センチ伸びるのに200年~400年かかると言われる鍾乳石。
天井から垂れ下がる鍾乳石や地面から伸びる石筍の数々は、気の遠くなるような時間の結晶です。
自然だけが作り出せる芸術的なフォルムは、見る人の想像力を無限にかき立てます。
山岳信仰が息づく静謐な空気
かつては修験道の修行場であったことから、洞内には荘厳で神聖な雰囲気が漂っています。
単なる観光地ではなく、強力な浄化スポットとしても知られており、日常の喧騒を忘れて心をリセットしたい方に最適です。
日原鍾乳洞 参拝のQ&A

日原鍾乳洞を訪れる前に知っておきたい疑問をQ&A形式で解決します。
Q. 一周するのにどれくらい時間がかかりますか?
標準的なペースで約40分程度です。
ただし、写真を撮ったり、急な階段で休憩しながら進む場合は60分ほど見ておくと安心です。
休日は洞内が混雑し、列ができることもあるため、さらに時間がかかる場合があります。
Q. 危険な場所はありますか? 服装は?
滑りやすい濡れた床や急な階段が多いため、転倒には十分注意が必要です。
ヒールやサンダルは厳禁。滑りにくいスニーカーが必須です。
また、頭上からの水滴や岩肌への接触に備えて、汚れても良い動きやすい服装をおすすめします。
Q. バスで行く場合の注意点は?
これが最も重要です。休日は「日原鍾乳洞」バス停までバスが行きません。
手前の「東日原」バス停で降り、そこから約30分(2km)歩くことになります。
平日は鍾乳洞の目の前までバスが行くので、可能であれば平日がおすすめです。
Q. 駐車場は混雑しますか?
非常に混雑します。駐車場待ちの渋滞が発生し、入場まで数時間待つことも珍しくありません。
GWやお盆、紅葉シーズンは朝9時には満車になることもあります。
早朝の到着を目指すか、公共交通機関の利用を検討してください。
Q. 雨の日でも楽しめますか?
洞窟内なので雨の影響を受けずに楽しめます。
むしろ、雨の日は洞内の水量が増して水琴窟の音がよく響いたり、観光客が少なめでゆっくり見られたりと、意外なメリットもあります。
ただし、入り口までの移動には傘が必要です。
まとめ
東京に残された最後の秘境「日原鍾乳洞」
関東最大級のスケール、幻想的な光の演出、そして冒険心をくすぐる立体迷路のような構造は、ここだけの特別な体験です。
夏は涼しく、冬は暖かい、一年中楽しめる全天候型のアクティビティスポットです。
都心から日帰りでアクセスできる非日常空間へ、ぜひ動きやすい靴と冒険心を持って出かけてみてください。
この記事を参考に、安全で楽しい地底探検の旅を満喫してくださいね~😊👋
掲載情報について
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