【乳頭温泉郷の湯めぐり帖】鶴の湯や休暇村へ日帰り入浴!アクセス方法は?

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乳頭温泉の雪見露天の画像
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乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)」

秋田県仙北市の山深くに点在し、全国の温泉ファンが憧れる秘湯の聖地です。

単なる観光地化された温泉街とは一線を画し、7つの宿が独自に持つ源泉(なんと10種類以上!)が湧き出る大自然の恵みそのものなんです😊✨

ブナの原生林に囲まれた湯浴みや、江戸時代にタイムスリップしたかのような茅葺き屋根の風景は、ここでしか味わえない感動体験です。

湯めぐり号というバスが運行されていて、車がなくても周遊しやすい配慮もされています。

この記事で分かること

🍀乳頭温泉郷の7つの宿の特徴

🍀お得な湯めぐり帖の使い方

🍀アクセスや冬の注意点

🍀絶対に行きたい名湯5選

🍀日帰り入浴や混浴の疑問

などなど、盛り沢山でお送りします。

この記事を読めば、初めての乳頭温泉郷も120%満喫できますよ~😊♨️

※冬季は一部の宿が休業したり、道路が閉鎖されたりする場合があるため事前の確認が必須です。

乳頭温泉郷 湯めぐりの基本POINT!

湯めぐりの基本情報イメージ画像

入浴料・湯めぐり帖について

乳頭温泉郷へのエリア自体の入場は無料です。各宿での日帰り入浴には個別に料金がかかります。

効率よく回るなら、以下のパスが圧倒的にお得です。

    • 日帰り入浴時間:

      概ね10:00頃~15:00頃

      (※宿により受付時間が異なり、混雑時は早まることもあります)

    • 湯めぐり帖:

      【料金:2,500円】

      宿泊者限定で購入可能。7つの宿のお風呂に各1回入浴でき、湯めぐり号(バス)にも乗り放題になります。(有効期限1年)

  • 通常の日帰り入浴料:

    【目安:600円~1,000円前後】

    ※各宿で現金払いとなります。

湯めぐり帖は宿泊者限定販売なので、まずはどこかの宿にチェックインするのが鉄則ですよ✨

湯めぐり帖最新の料金は各宿でご確認ください
(参考:2024-2025年時点では2,500円)

湯めぐりの所要時間とモデルコース

乳頭温泉郷は宿同士が離れている場所もあります。バスの時間に合わせて計画を立てましょう。

目的別 所要時間の目安

  • 1箇所だけじっくり入浴

    2時間~3時間


    (移動時間込み。鶴の湯など人気の宿は待ち時間も考慮)


  • 3湯めぐりコース

    4時間~半日


    (湯めぐり号や徒歩を組み合わせて主要な宿を回る)


  • 全7湯制覇コース

    1泊2日推奨


    (日帰りですべて回るのは難易度が高いため宿泊がおすすめ)


【半日】日帰り・有名どころ満喫コース

初めて訪れる方におすすめの、絶対外せない名湯を巡るコースです。

  • 鶴の湯温泉(滞在60分):

    乳頭温泉郷の象徴。白濁の混浴露天風呂で江戸情緒を体感。


  • 休暇村 乳頭温泉郷でランチ(滞在45分):

    アクセスの拠点。秋田の郷土料理ビュッフェやランチを楽しむ。


  • 妙乃湯または蟹場温泉(滞在45分):

    金の湯・銀の湯の「妙乃湯」か、原生林の露天「蟹場」を選択して入浴。


【冬に訪れる方へ】

乳頭温泉郷は豪雪地帯です。11月下旬から4月頃までは雪景色となります。

風情は最高ですが、滑りにくいスノーブーツや防寒着が必須です。

車でアクセスする場合は必ずスタッドレスタイヤとチェーンを装備し、雪道運転に慣れていない場合は公共交通機関を利用しましょう。

乳頭温泉郷へのアクセス

乳頭温泉郷へのアクセスは、新幹線「田沢湖駅」または飛行機「秋田空港」が起点となります。

最終的にはバスまたは車で山道を登ることになります。

山間部のため、バスの本数は限られています。事前に時刻表を必ず確認してください。

バスをどこで降りるか?について】

バスは終点の「乳頭蟹場温泉」まで行く便が最も多いですが、途中に各温泉宿の入口を示すバス停もあります。

降りるバス停は、宿に問い合わせて確認しておくと良いですね😊
例えば、
鶴の湯温泉の場合は「鶴の湯温泉入口」
黒湯温泉の場合は「乳頭蟹場温泉」が終点となっています。

公共交通機関でのアクセス

  • 〇東京からのアクセス:

    新幹線:東京駅 → 秋田新幹線「田沢湖駅」(最短約2時間47分~2時間53分)

    田沢湖駅から羽後交通バス「乳頭温泉」行きで約45分。片道840円程度(2024年時点)

    飛行機:羽田空港 → 秋田空港(約1時間5分)

    秋田空港から「あきたエアポートライナー(要予約)」で乳頭温泉郷へ直行(約2時間10分)。

  • 〇大阪からのアクセス:

    飛行機:伊丹空港 → 秋田空港(約1時間25分)

    秋田空港から「あきたエアポートライナー(要予約)」を利用。

  • 〇福岡からのアクセス:

    飛行機:福岡空港 → 羽田空港乗り継ぎ → 秋田空港

    または、新幹線で博多駅 → 東京駅 → 田沢湖駅。

    秋田空港からはエアポートライナー、田沢湖駅からは路線バスを利用。

車でのアクセスと駐車場

    • 東北自動車道利用:

      盛岡ICから国道46号線・341号線を経由して約1時間~1時間20分。

    • 秋田自動車道利用:

      協和ICから国道341号線などを経由して約1時間30分。

    駐車場について

    各宿および「休暇村 乳頭温泉郷」周辺に駐車場が整備されています

    (宿泊者優先の場合があるため、日帰りの際は誘導に従ってください)。

乳頭温泉郷 周辺マップ

名称:乳頭温泉郷(鶴の湯温泉など)

住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達国有林

〇鶴の湯 〇休暇村乳頭温泉郷

〇妙乃湯 〇蟹場温泉 

〇黒湯温泉 〇田沢湖 

〇角館武家屋敷通り


下記の地図で詳しい位置を確認できます。

乳頭温泉郷 おすすめの名湯5選

乳頭温泉の個性豊かな7つの宿の中から、特に人気が高く特徴的な5つの温泉をご紹介します。

鶴の湯温泉

乳頭温泉の鶴の湯雪見露天の風景
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乳頭温泉郷で最も古い歴史を持つ、茅葺き屋根の長屋「本陣」が残る宿。

足元から源泉が湧き出す白濁の混浴露天風呂は、日本の原風景そのもの。

4種類の異なる源泉があり、その圧倒的な風情は国内外から多くの人を惹きつけてやみません。

妙乃湯(たえのゆ)

女性に絶大な人気を誇る、和モダンで洗練された雰囲気の宿。

「金の湯」と「銀の湯」という2種類の源泉を持ち、渓流と滝を望む露天風呂の眺望は絶景。

サービスや料理の質も高く、秘湯初心者や女子ひとり旅でも安心して利用できます。

蟹場温泉(がにばおんせん)

宿から少し離れた原生林の中に位置する露天風呂が有名な宿。

静寂に包まれたブナ林の中での湯浴みは、まさに森林浴。

サワガニが住む清流の近くにあることからその名が付き、肌に優しい透明な湯が特徴です。

黒湯温泉

乳頭温泉郷の最奥部に位置し、茅葺きや杉皮葺きの建物が並ぶ湯治場風情あふれる宿。

敷地内には源泉が湧き出る河原があり、秘湯ムードは満点。

※冬季(11月上旬~4月中旬頃)は休業となるため、訪問時期には注意が必要です。

休暇村 乳頭温泉郷

近代的な設備が整い、乳頭温泉郷のターミナル的な存在。

2種類の異なる源泉かけ流しが楽しめ、露天風呂からは美しいブナの森を一望できます。

秋田の味覚が並ぶビュッフェも人気で、快適に秘湯を楽しみたい方におすすめです。

乳頭温泉郷 観光のベストシーズン

乳頭温泉の新緑の露天風呂風景
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季節 見どころ 特徴

5~6月

新緑

水芭蕉

 

遅い春の訪れ。ブナの原生林が一斉に芽吹き、鮮やかな緑に包まれます。気候も穏やかで散策に最適です。

7~8月

深緑

避暑

標高が高いため平地より涼しく、深い森の緑と温泉のコントラストが美しい季節。森林浴露天風呂が最高に気持ち良い時期です。

10月

紅葉

(ベスト)

山々が赤や黄色に染まり、一年で最も美しい景色が広がります。紅葉を見ながらの露天風呂は格別です。

12~3月

雪見露天

かまくら

深い雪に閉ざされた白銀の世界。「鶴の湯」の雪見露天風呂など、幻想的な風景が見られます。防寒対策は必須です。

乳頭温泉郷 3つの大きな魅力

乳頭温泉の新緑の露天風呂風景
乳頭温泉の雪見露天の画像

※画像:ai生成

乳頭温泉郷がなぜこれほどまでに人を惹きつけるのか、その3つの固有の体験をご紹介します。

7湯すべてが異なる「自家源泉」

乳頭温泉郷の最大の特徴は、7つの宿がそれぞれ独自の源泉を持っていることです。

白濁した硫黄泉、茶褐色の含鉄泉、無色透明な炭酸水素塩泉など、泉質は10種類以上。狭いエリアでこれほど多様なお湯を楽しめる場所は全国でも稀有です。

江戸時代の「湯治文化」体験

鶴の湯温泉に代表される、茅葺き屋根の湯治場風景が色濃く残っています。

電柱や看板が見えないように配慮された場所もあり、囲炉裏の煙の匂いを感じながら、現代の喧騒を忘れて古き良き日本の生活文化に浸ることができます。

ブナの原生林と一体化する入浴

国立公園内にあるため、手つかずのブナの原生林に包まれた露天風呂が多数あります。

春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季の移ろいを肌で感じながら入浴できる「森林浴」効果は、他では味わえない極上のリラックス体験です。

乳頭温泉郷 よくあるQ&A

Q&A画像

乳頭温泉郷へ行く前に知っておきたい疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. おすすめの時期はいつですか?

A. 紅葉なら10月中旬、雪見風呂なら1月~2月が人気です。

新緑が美しい5月~6月も気候が良くおすすめです。ただし、人気の季節は宿の予約が取りにくいため、数ヶ月前からの予約が必要です。

Q. 湯めぐりにはどれくらい時間がかかりますか?

A. 2~3箇所巡るなら半日(4時間程度)見ておくと良いでしょう。

移動手段が「湯めぐり号(バス)」の場合、本数が1~2時間に1本程度と限られているため、時刻表に合わせて動く必要があります。

Q. 混浴に入るのが恥ずかしいのですが…

A. 多くの宿で「女性専用露天風呂」「女性専用時間帯」が設けられています。

また、鶴の湯などでは濁り湯で見えにくかったり、湯浴み着(専用タオル)の着用が可能な場合もあります。気になる方は事前に各宿のルールを確認しましょう。

Q. 田沢湖駅から乳頭温泉までのバス料金は?

A. 羽後交通バス「乳頭線」を利用し、田沢湖駅から乳頭温泉まで大人片道840円前後です。

所要時間は約45分です。

Q. 日帰り入浴は何時から利用できますか?

A. 多くの宿で10:00頃から15:00頃まで利用可能です。

ただし、妙乃湯は火曜定休、鶴の湯は清掃時間の制限など宿や曜日によって異なるため、入浴したい温泉宿に確認しておけば安心です。

Q. 周辺に観光スポットはありますか?

A. 日本一深い湖である「田沢湖」や、みちのくの小京都「角館」には角館武家屋敷通りがありゆっくり散策するのもおすすめですよ😊

乳頭温泉郷とセットで観光するのが定番ルートです。

まとめ

秋田県が誇る、日本屈指の秘湯「乳頭温泉郷」

7つの宿が織りなす多様な泉質、ブナの森の息吹、そして江戸時代から続く湯治場の風情。

ここは単なる温泉地ではなく、日本の原風景に出会える特別な場所です。

特に「湯めぐり帖」を使って、泉質の違いを肌で感じる体験はここだけの贅沢です。

女子ひとり旅にも優しい設備やサービスが増えており、都会の喧騒を離れてリセットしたい方に心からおすすめできるスポットです。

この記事を参考に、四季折々の表情を見せる乳頭温泉郷への旅を計画してみてくださいね~😊♨️

掲載情報について

提供する情報はインターネット上で公開されている情報を元にしていますが、情報は変動する可能性があります。

情報は、執筆時点での最新情報となります。

※料金・営業時間・休業期間・日帰り入浴時間は変更される場合があります。

※訪問前に各宿の公式サイトで最新情報をご確認ください。

※交通時刻や運賃は改正されることがあります。

電車・バス・エアポートライナーは必ず公式時刻表で確認するようにしましょう!

💡RAKO's TIP:秋田の観光名所(近日公開していきます!)✨

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-【東北エリア】, 秋田県
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